老いのひとこと

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今年の戦没者慰霊の日に中学生が詩を寄せて淀みなくとうとうと詠む姿がとても印象的でした。


純真な真心を、こころの叫びが聴くもののこころを捉えて離さなかった。


一千数百字も在ろう長い長い詩を推敲に推敲を重ねて積み上げ完成させた。


彼女には迸る鮮烈な情感が恰も沖縄の入道雲のように湧き上がりそれを堂々と一点を直視したまま日本国民に向かい一気に吐き出した。


若しや此れを偏向だと云うものが居ると致せば陰ではなく彼女の真正面に向かって申せば良い。


 


然れど現実は厳しい。


彼女らの願いが遠く及ばぬにしてもただ座視するだけでは余りにも不甲斐ない。


彼女の願いにほんの少しだけでも近付き共鳴できぬものかと祈るこころを込めて書写に託し願掛けた。