老いのひとこと

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のと里山海道が無料開放されて久しい。


此の際は此の無料開放の恩恵を十二分に味わわせていただきました。


金沢から田鶴浜までの供用区間は凡そ60キロだが一般道を含めれば優に80キロは在りそうだ。


何分、不案内な田鶴浜の街中で孫の通う学校へ辿り着くのがこれまた大変難儀なのだ。


分かり辛くて何度も道案内を乞うたのです。


ところが土地の方でも口頭での説明がやり辛いらしく地図を開き略図を描いて四苦八苦の体、その余りの親切さには恐縮至極でした。


土地柄なんでしょう、押し並べて皆さん方ご親切そのものでした。


正直言って、ご老体には2時間を超えるハンドル操作は確かに少々きつい。


一たび疲労感が襲うと幾ら我が身を叱咤し奮い立ててもフウット睡魔の中に吸い込まれる。


ヤバイヤバイと緊張しながらの慎重運転ではあるが最高速度80オーバーもだんだん平気になった。


24日を皮切りに25日二日空けて28日と週明けて30日に31日の都合五日間午後2時に家を出て通い詰めた。


僅か小一時間の稽古だったが施す方も施される方も互いに合点し納得し合った。


潔く美しい敗け方を孫に施しました。


孫はちゃんと合点し納得したように思えた。


わたしは剣術はともかく運転術が豪く上達してしまいました。