2022-09-22 老いのひとこと 自学自習をモットーとするわれらが陶芸教室である。 他人に頼らず自主プランに基いて何を制作すべきかを自己決定いたさねばならない。 長期プランはとてもじゃないが立て辛い、毎回毎回その都度なにを創るべきか思案投げ首いたす有り様なのだ。 何かを内定し意を決するまでが大変だ。 あれやこれや想い悩む、夜眠れぬ時もある。 今回は九谷焼のカタログをめくって立方形の香炉に辿り着いたのだが焚くべきお香すら持ち合わせない者にとっては至って不自然なのだ。 たたらを4枚繋ぎ合わせ底には高台をくっ付け上部には蓋を設けた。 工程は単純だが凹凸無き平面と直線と角の直角を意識した。 アクセントを付けようと縦じま模様をしつらえた。