2022-07-12 老いのひとこと 農作業雑記 其の一 お百姓さんの真似事をし始めてもうかれこれ10年近くになろうか。 ところが身の入れようが半端なのでその知識たるや今以って稚拙そのものだ。 此処のところナスが元気がない、実のなりようも思わしくない。 濃紺の樹勢が失われ斑点が目立つくすんだ葉をばよくよく観察すれば無数の小さき穴に蝕まれているではないか。 ネットで調べれば葉ダニの被害だとわかる。 毎年ナス栽培に馴染むがこの様な被害の経験はなかった。 慌てふためくようにスミチオン1000倍液を1リットル調達して徹底的に散布した。 僅か三株しかないので労作なくできたが不本意ながらも農薬に頼らざるを得なかった。 其の二 常識的には此の暑さの最中に種を蒔くなんて正気の沙汰ではない。 ご丁寧にも枝豆と蔓なしインゲンを蒔き鳥害を嫌って不織布で被った。 温室効果も相俟って灼熱の地獄下で発芽に期待するするなんて笑いものにも程があろう。 其れでもせっせと朝夕水やりにご執心だ。 朝は5時起床とは恐れ入ります。 三日経つがその兆しはない。 一週間経つがダメだ