老いのひとこと

農作業雑記

相場だけではなく植物たちも況してや我が菜園の作物たちも夏枯れに喘いでいる。

尤も何よりも夏枯れネタ切れで弱音を吐く御仁が一人いる。

 

其の一

既に苦情が挙がっているのにわたしの耳には届かぬだけなのかも知れない。

夜中に目覚めそんなことが気になって目覚めがよろしくない。

早速メシを駆けこんでからカボチャの蔓を手繰って撤去作業に取り付いた途端、草陰からからこぶし台の第5子が現われた。

折角勢いづいた草刈り作業も止む無く頓挫せざるを得なかった。

開き直って其の苦情とやらに対応いたそうと腹に決めた。

 

其の二

さつま芋の蔓が四方八方に広がり地面にへばり付き小さき根を張る。

称して蔓返しと云うらしい、蔓を無造作にたくし上げた。

其の三

奇跡の発芽を成し遂げた枝豆とインゲン、歩留まり20%ほどの大事な子たちが健やかに育ってくれることを願って土寄せ作業に精を出す。

 

其の四

序でにオクラと里芋の土寄せをしたがどうしたことかウチの里芋が貧弱すぎる。

よそ様の葉は大団扇をほどに育っているのにあまりにも小柄で肩身が狭い。

 

10時を過ぎれば太陽の熱気は只ものではない、

熱中症怖しと早々に切り上げた。