老いのひとこと

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無断掲載


偶数木曜1時30分より教養講座がある、待ち遠しい限りです。


主として真宗のお坊さんのお話だが今日は珍しく神社の宮司さんが登壇なされた。


決して神々しい装束で身を包まれることなく極めてラフな普段着のお姿、見様によってはセンスの良さをアピールしたお洒落着にも覗える。


羽織る上っ張りのボタンは開けっ放しで恰好いい。


古い田舎の仕来たりに長じた雑学博士のようです。


年寄りばかりの聴衆を退屈させぬよういろいろ工夫を凝らして笑いを誘う。


金沢にいて金沢弁とは長い間遠ざかっていたが金沢弁の妙技を物の見事に再現なされた。


金沢に生まれ此の歳になると云うのに


小昼=コビリ=おやつのこと


おくもじ=葉っぱの漬物のこと


朝拝=チョウハイ=嫁の里帰りのこと


すら初耳で聞いたことさえなかった。


恥ずかしい田舎者だと笑われも仕方があるまい。


 


兎に角、話題はあれやこれや種々雑多を極め神職らしからぬ砕けた笑い話で暑気払いには打って付でした。


時折、何の屈託もなく持参の水筒からラッパ飲みを試みられる。


 


何はともあれ、今日は神代の別世界から此の蒸し暑い娑婆に舞い降りた風変わりな宮司さんにお逢い出来てとても面白かった。