津軽海峡を渡る⑤

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津軽海峡を渡る⑤


 


/19木曜日


パコ函館ホテルを後にして五稜郭タワーを目当てに出発す。


幕末動乱の歴史の現場へとうとう足を踏み入れたことになる。


蝦夷地を統治するために函館奉行所が置かれ其の2年後の1866年には五稜郭の形態がほぼ整ったと云う。


其の2年後の明治元年1868年に函館戦争が勃発し此の奉行所榎本武揚率いる旧幕府脱走軍の拠点となるが翌1869年には榎本共和国も夢幻と消え去り明治4年1871年には札幌に開拓使本庁が現われると同時に此の函館奉行所は解体されたという。


此の解体の時より140年経た2010年に見事奉行所庁舎が復元したと云うお話でした。


タワーの1階ロビーには土方歳三さんの立像にお目に掛かれた。


右手には劔ではなく馬の鞭で在ったのでとてもよかった。


修学旅行生たちが後を絶たずに


続々と往来していた。


 


 


さあ札幌へ急ごう、広大な原野を突き抜けよう。


当初は高速道で一気に入ろうとしたが息子たちは趣きがないと国道5号線で北上し長万部で37号線に入り洞爺湖湖畔にて与謝野晶子の石碑にふと出逢い、さらに鄙びた趣きの「とうやの讃岐うどん」店で美味しいうどんに在り付けた。


明治の初年に丸亀藩の失業士族たちが此の地に入植し厳しい試練を経て今日を築いたと云う。


その女将さんはその末裔なんだとひた向きに語られました。


そのお店でばあちゃん手作り「なんばんみそ」をお土産にした。