#その他趣味

下手糞老いぼれ剣士の夕雲考《3》

何か得体の知れぬ魔物が政権交代劇の開演を告げたのだが、三文役者のドタバタ劇を見せ付けられ皆げんなりして幻滅感のみを味わされた。 武士に二言はないと言うではないか。余りにも言葉が軽いのです。切腹を免れた代わりに自ら政界引退を決意したかに見せて…

下手糞老いぼれ剣士の夕雲考《2》

時々刻々と世は動いている。止まることを知らずに動いた。渦中の人オサマビンラデインはこのオバマの手で抹殺された。 これは決して本位ではない。許されることではない。 歴史に汚点を残してしもうた。何が何でも、合法的な裁断に待つべきであった。 オバマ…

下手糞老いぼれ剣士のルーツ《2》

勿論その間、わが大橋源左衛門は主君と行動を共とし当然のこととして家老職としての手腕を遺憾なく発揮したであろうことはいうまでもない。 処が、そこのところが最も知りたき事柄なれど如何にせん、これを解きほぐす手立ては今のところどこにもないのである…

下手糞老いぼれ剣士の夕雲考《1》

針谷夕雲と小田切一雲は無住心剣を編み出したが世に根付くことなく消滅した。それにしても「相抜け」の術技は特異な剣の理であった。 息の根を止め合う双方が共に生還する。まさに時代に逆行する異端の剣客であった。 この人物を鈴木大拙が評価した。その間…

下手糞老いぼれ剣士のルーツ 《1》

下手糞老いぼれ剣士のルーツを辿ることにしました。決して作り話ではないはずです。 ほんまかいなと疑念の目で見られても仕様がない事かもしれません。何せ3000石の家老級の武家であったものがいつの間にか哀れにもわずか20俵取りの足軽にまで凋落して…

下手糞老いぼれ球児の独り言

の(野)ぼーる(球)を詠む 体育館に隣接して簡易野球場がある。年老いし元球児たちが三々五々玉遊びに興じている。 互いに投げて打って、打球を処理する。浅く守ってゴロをさばき、外野飛球を捕球する。 みな少年時代の往時を蘇えすべく懸命だ。およそ二時…