老いのひとこと

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先日、テレビの国会中継を見ました。


メダカの学校のようで誰あれが生徒か先生か見失うような場面に些か驚きました。


巨大与党の宰相安倍総理に吹けば飛ぶような「維新」の党の一兵卒江田さんが挑まれた。


ところが、理路整然とした論旨で理論武装した江田さんの憲法論議自衛論議は政権与党陣営を防戦一方に追い詰め良識ある視聴者の目には明らかに判定の旗は挑戦者側に揚がったように見えたのです。


衛相と外相はもとより憲法解釈の番人たる法制局長官も江田憲司先生から厳しい説諭を苦々しい表情で聞き入れざるを得なかったようでした。


何故かしら、気の強いお坊ちゃま首相がバツが悪そうに手強い先生のお説教を伏し目がちにでも上目づかいで渋々聞かされている場面がほんの暫しの間ではあったが茶の間のテレビに有り有りと映し出されたのです。


国民の生命と安全を真実望むのならば野党からの賢明なる「正論」にはもう少し謙虚に請け入れる寛容の精神があってもよいのではないか。


押しも押されもしない日本国の「お山の大将」なんだからそれくらいの度量があった方が恰好がいいと思う。


あなたが責任ある野党と評される政党の元代表の言い分なんだから今少し真摯に耳を傾けてもよかったのではないでしょうか。