その齢で何を言ってるのかと揶揄され皮肉られようが一向に構わない。
一進一退を繰り返す状況にいちいち一喜一憂したとて所詮ショムナイ事は判ってはいるが例のヘモクロビンアイワンシーの数値が7.1へと少しばかり漸進した。
何のことはない標準値6.2まではまだまだ程遠い道のりなんだがわらびしい仕草で小躍りして喜んだ。
努力の成果と云えば大袈裟だがやはりあの荒木式減糖作戦が功を奏したのでしょうか。
玄米食三ツ箸戦術に徹したお蔭でしょうか。
家内が握りし小型のお結びを一つ平然と喰らいそれで事足りた。
名言「吾は唯足るを知る」の奥義を知らぬ一介の年老いし愚者が此処にいる。
足るを知れば、斯くなる数値などどうでもよいことになりはしないだろうか。