老いのひとこと

イメージ 1



久し振りのキーボードの感触で我が身を取り戻す。


溜め置き作り置き分を引っ張りだしつなぎとす。


 


 


ご近所の御方から“毎朝早起き体操ご愁傷さまですね”のお声を戴いたはずです。


若しかして聞き違えたのかも知れないが、ひょっとしたら同情の気持ちとちょっとした軽いからかいの気持ちを表わされたものと解釈いたし全然気にも止めませんでした。


その御方は“ラジオ体操の事、新聞にも報道されましたね。


これからもご折角、回を重ねてくださいね”


とおっしゃる。


もう一方の地方紙だろうと早速捜し出し目を通せば確かに扱っている。


確かに記載はされてはいるが期待したより細やかな記事でしかなかった。


もっとでかでかとその偉業を賛美してあると思ったが意外にも小さすぎました。


此の催事の主催者でもあり発案者でもあられる実に稀有なるその御方は年中無休で盆正月無し、しかもドシャ降りだろうが豪雪だろうが特設テントを構えてその中で決行なされるのです。


実に見上げた行為で、これこそ人の為世の為地域の為に我が身命を捧げていられる。


実にご立派にしてご奇特なる人物像を社会面で掲げて然るべきだと思った。


 


ポツリポツリと小雨が当たるのを口実にズル休みするわたし如き小者とはまったく違う。


秋空の下、名も知らぬお仲間同志の方々に励まされ勇気づけられながら今日も体操を享受できることを共に喜び合いたい。