老いのひとこと

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市の歯科医師会から封書が届き読めば落選通知書でありました。


喜び勇んで「かなざわ歯ッピー長寿8020賞」に応募いたし大いなる期待を寄せてはいたが見事落選の憂き目を見ました。


敵を見くびり軽くおちょくっていたことが重大なる過ちであったことに今漸く気付いたのです。


前以って斯くなる予備知識を持っていれば軽率にも挑戦いたすことはなかったであろう。


何せ関係者にお聞きいたせば今年度の応募者総数は110名だったという。


内受賞対象者は10名なら競争率は10倍以上ではないか。


受賞者10名の平均年齢は85歳で最高齢の御方は何と九十五歳にして保有本数は驚く勿れ三十本に及んだんだのだという。


受賞者の平均保有本数は二十八本なりと申す。


遠く及ばない所詮いくらもがいても勝ち目はないことをよく知ったのです。


通知書の文面には、また来年度においても募集があるので再度ご応募くださいと慰めの言葉があるが最早その必要がないことを痛く甚く感じ入った次第なのです。


あうあ、やっぱし市長さんと握手を交わすことはショセン夢のまた夢のお話でした。