老いのひとこと

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とうとうお坊さんのお説教に魅せられる齢になりました。


今回は園林寺さんにご予約が入っていたらしいが急遽代役ピンチヒッターに潜龍寺さんがお出ましになられました。


同じくお東さんの真宗大谷派のお寺さんでした。


懇ろに正信偈全巻と三帰依文を唱和いたしました。


潜龍寺さんは鶴来の小柳町に位置するという。


然すれば、必ずや鳥越の一向一揆に間違いなく関わるお寺さんだろうと直感した。


多分、講話の随所随所で面白いお話が覗えるだろうと大いに期待を寄せて聞き入ったが終ぞなかった。


途中、挙手して質問しようと思うがこれまた相当勇気が伴う中々できないものだ。


気になったので翌日泉野図書館で調べてみれば潜龍寺なる寺院は永禄3年(1560年)に顕隆なる人物が河北郡に開基したのだという。


顕隆なる人物を検索願ったが当館では不明なので県立図書館か玉川図書館へ盥回しされてしまった。


その後、明治13年(1880年)に潜龍坊の坊号が許されたらしい。


つまりは、一向宗徒が蜂起いたした時期には此の潜龍寺は此の小柳の地には存在していなかったことが判明した。


今日のお坊さんから何ら話題に触れられなかった理由がよく判った次第です。


今日のお話の核心は阿弥陀様の有り難い御心でした。