老いのひとこと

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無断掲載



両陛下は最後の行幸啓の地、福島県に目下滞在中で在られる。


本日10日にはいわき市から植樹祭の会場となる南相馬市に向かわれる途中に常磐自動車道の車窓より福島第一原子力発電所を望まれるやに新聞は伝える。


聞く処によれば双葉地区や浪江地区は依然として放射線量をモリタリングをしているやに聞く。


敢えて陛下ご自身が此の企画を所望為されたやにこれとて漏れ聞くのです。


 


此の度の福島ご訪問を宮内庁が発表したのが5/9であったという。


福島に隣接する新潟で知事辞職の議会承認が4/27で知事選告示が5/24、そして6/10本日は投票日に違いがない。


そして其の争点は紛れもなく柏崎刈羽の再稼働に此れまた相違はない。


象徴天皇には政治的発言権も発言力もない、まったくの無力丸腰で在られる。


でも其の天皇が何ゆえ以って立ち入り禁止区域にまで身を挺して近付こうと為されるのか。


これはパフォーマンスではない。


これは天皇ご自身の五体から滲み出た人間性の発露に違いなかろう。


わたくしはそのように理解したい。


敢えて6/10の新潟知事選の日に廃墟と化した原子炉を遠くに望んで日本国民にご自身の胸の内を何かしら訴えられようと為されるのではあるまいか。


 


うがった憶測はよろしくない。


畏れ多いことではないか。