道すがら路傍の片隅で小菊のような野草が健気にも咲き誇る。 菊水の山道で正明先生から伝授されたハルジオン・ヒメジオンの名前が何故かしら頭脳の片隅にこびり付いて此の齢になっても不思議と忘れない。 どちらがどちらだったかは忘れ去ったが蕾の垂れ下が…
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