老いのひとこと

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八十四の爺やが面を被り竹刀を振る。

老醜を振り撒く行為は慎むべしとの戒めを尻目に平然とカメラの前に納まっているではないか。

寄る年波は隠せない一挙手一投足がみすぼらしい。

1222日に収録されたDVDを見る。

欠点だけが目につき瞼に焼き付く。

稽古の意味を為してはいないではないか。

反省点が見直されてはいないではないか。

お前さんは一体何をしているのだ。

同じ過ちを性懲りもなく平気で繰り返しているではないか。

 

先ずはしっかり構えろ、どっしり構えて不動の姿勢を先ずは作れ。

継ぎ足は罷りならん。

 

撞木足見苦しいぞ。

左踵が着床し居付いているぞ見苦しいぞ。

 

切り返しで打太刀の正面を受けた後、何故如何なる理由で右手を柄から離すのか無駄な動きは無用だ、大いに慎みなさい。

 

丹田に力を、手の内しっかり発声轟かせ。