老いのひとこと

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誰からも制約を受けない自分だけが占有できる筈の空間ではあったが今日は侵入する者により冒された。

然もありなん本日は5日に付き市内全校が休校に入ったのです。

軒下道場にてひたすら走禅に勤しむ最中お二人が車にて乗り付ける。

早速バスケに興ぜられる。

其処にはポールが在り屋外コートでもある。

親子のようだがもっぱらお子さんだけが盛んにシュートを放っていられる。

こぼれ球が花壇を乗り越えわたしの足元に転がる。

ボールを拾い上げ手渡そうと見上げれば丸顔の大きな子、「高校生かな」と声を掛ければ小4ですと言葉が返る。

まさに発育優良児わたしより大きな小学生に驚愕する。

確かに声変わり前の丸ぽちゃ顔の男の子でした。

今日はよくぞわたしの領域を侵犯してくれて有難うと思う気になった。

今日は何時になく新たな気持ちでからだを動かせた。

まだ早春風がえらく冷たく感じたは気分はほのかに温もりを感じた。