小学校の屋上に設置された大型スピーカーから台風シーズンにはよく大雨洪水警報が流れた。
此の時期には当然ながらコロナ警報ならぬ注意喚起のアナウスが流れる。
ところが窓を閉め切る関係でよく聞き取れない。
何かしら早口で表現しているが著しく音声が不明瞭で全く判らない。
恐らく誰か有志の方が苦情を申し入れたのでしょう、或る日から突然声量が大きく響き渡った。
ところが音量が有りすぎて返って音質が割れて不快感が伴う。
更に加えて高齢者を配慮したのか豪く口調がゆったりしている。
余りにも度が過ぎるので人を喰ったような小馬鹿にしたような不快感を覚えてしまう。
極めて事務的機械的に女性アナウンサーはお座成りにマイクに向かう。
いま国難に対処する緊迫感がどこにもない。
もっと使命感に満ち満ちた公務員たれ!
緊急事態宣言のダイジェスト版を只だらだらと読み上げるだけではないか。
目の玉が死んでいるのでしょう音質までも潤んでいる。
ピリッリと全市全域に浸透しているとはとてもじゃないが言い難い!
コロナに対峙する諸外国の代表者たちの表情や一挙手一投足をつぶさに観測すれば皆一様に自国の民に向かい真剣に自分の言葉で以って語り且つ訴えるのです。
取り分け台湾の蔡総統の先見の明麗しくコロナを直視するあの鋭き眼光には敬服せざるを得ない。
マイクを握る市の吏員さんよ!
斯く在るべし!
日本が危うい!
コロナ怖し!
コロナ強し!