行動の自粛が要請され家の中に閉じ込められる最中に突然もの憂い音声が唸りはじめる。
午前11時を指すと何時ものように気だるい言い草が又してもはじまる。
小役人面をした主が屋上のてっ辺から見下ろすように侮るかのように安っぽい公共サービスの押し売りを今日もはじめる。
われらは逃げ場がない。
遣る瀬無い。
惨禍を極めるコロナの脅威に直面した現今、陛下もいみじくも御口に為された「皆こころを一つにして」事に当たらねばならぬ此の重大なる時期にも関わらず余りにも配慮に欠けた愚策ではないか。
肉声で語れ!
真摯に語れ!
真面目に遣れ!