2021-03-02 老いのひとこと 我ながら肝っ玉の小さな臆病者であるかを嫌というほど痛感する。 其れも人前で平然と醜態を晒す、恥ずべき事であった。 歯医者さんは幾度となく力を抜け力んではいけない楽にしなさいと催促する。 麻酔針に怖気付きわなわなと震えが止まらない。 無様だがこうなったらもう仕方がないのだ。 今日は三本針が深く深くに突き刺さったのです。