老いのひとこと

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事の発端はあの御偉いあの御方のご子息が醸し出した出来事ではないのでしょうか。

息子が成人し幾ら自立した人格を備えたにしろ親子の縁は断ち切ることは敵わないはずでしょう。

その息子が世間を騒がせ多くの有能なる人材を陥れ辱める接待行為に及んだのであれば其処は人の子の親として毅然たる態度で厳しく折檻し罵詈雑言を発してでも叱責されるべきではなかったのか。

そういう厳父としての在り様が全くなかった。

国会での答弁は息子とは最早別人格の間柄ゆえ自分は関与致すべき事柄ではないとまで言い放った。

人の子の親として有るまじき其の冷淡さに

みな呆れ果て驚いた。

総理大臣であったにしろ一介の父親として涙ながらに息子に鉄拳を振るう場面が衆目に晒されたならば事態は今少し変わったかも知れない。

むかしから日本の家々では親は子に恥ずかしい行いは慎みなさい他人様に迷惑を掛けてはなりませぬぞと云い聞かせて来たはずではないか。

「恥の文化」の倫理観を育て上げてゆくべき一国の最高リーダーが此れでは如何なものかと言わざるを得ないのです。

愚息の罪を償う為にも親らしい親ならばそれ相応の責任は免れようがない筈だと思う。

けじめを付けてほしい。

 

さあ参議院がはじまる。