老いのひとこと

 

「転ばぬ先の杖」とでも言おうか「備えあれば憂いなし」の教えに従い先ずはご近所のケアハウスを内部見学できぬものかと徒歩にて訪れてみるもプライバシーを前面に掲げて門前払いを喰らう。

無駄足を喰らうお疲れ様でした。

ならば鶴寿園を覗いてみようと車で参れば此処は老人福祉センターであってデーサービスの介護施設ではありませんと連れないお返事。

ならばなでしこの丘が良かろうと尋ねれば至って丁重な応対を受けるが今一要領を得ない。

同じく同じ系列の南が丘クリニックで聞けば先ずは金沢市の「地域包括支援センター馬替」を紹介され其処で要支援・要介護の認定手続きを済ませるように勧められた。

専門員の理学療法士のお方から懇切丁寧な説明を戴いた。

掛かり付け医の意見書を添えて認定申請書を当所に提出すれば調査委員による訪問調査なるものが施されデーターがコンピューターに入力され一次判定がなされ次いで専門家による認定審査会で最終判定が判明するのだと云う。

認可が下りずに「非該当」が宣せられれば悲しむべきではなく寧ろ健常者として大いに喜ぶべきであろう。

何はともあれ認定申請だけは為さねばなるまい。