老いのひとこと

農作業雑記

其の一

農業の神様を冒涜するような無茶苦茶農法に上乗せしたデタラメ農法のたたりのような天罰が今間違いなく降りそそぐ。

 

今秋には傘寿と米寿の祝賀の赤飯を皆の衆へ振る舞おうと小豆の植え付けに期待を寄せた。

鳥害を避け不織布を被せ水を施し丁重に発芽を待ったのだが其れがどうしたことか芽が出ない。

1週間経てど10日間過ぎようと一向に其の気配すらない。

2週間過ぎに漸く四つ五つ芽吹いて呉れたが完全に途切れてしまったのだ。

それでも尚死にし仔の蘇生を願って朝夕の冠水作業に勤しんだがダメだった。

運悪くその間連日の猛暑日、日中の地温40度近い中種のほとんどは枯死死滅したに違いない。

歩留まり一割とは情けない。

 

併せて粗雑な土作りの天罰がまさに下りたのです。

 

其の二

軒下のゴーヤ結実するものの一向に大きく育たない、3センチばかりの極々矮小な実が幾つもぶら下がる姿は如何にも憐れ。

恐らく輪作障害だろう、諦めるしかない。