雑草園顛末記《13》

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      こりゃひどい                       目も当てられない   
 
⑬ 旧盆には大阪の孫たちが来る。せめての持て成しに、この雑然とした空間に手を入れねばなるまい。
二才を過ぎた双子の孫娘には、土の感触を直に裸足で味わってもらわねばならない。
苛立つ焦燥感に駆られて藪の中に分け入った。
ところが、先日むしり取ったはずのスギナやどくだみの類がまたまた繁茂しているではないか。
また、シュレッダーに掛けた貝塚イブキの鋭利な葉の破片が所構わず辺り一面に散らばり、わたしですら足の裏に刺さり危険この上ない。
その上、どこからか出没する貪欲な藪蚊に刺され、大地に親しみその」温もりを満喫するどころの話ではない。
このお背戸はコワいよ、危ないよ、危険だよ。
近寄ってはならいよ、では田舎のジイジバアバの体を為さないではないか。
日頃の怠慢で入念に手を入れなかったわたしの失策でした。
来年のことは考えない事にした。考えることをよそう。
とにかく暑い。