老いのひとこと


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愈々小糠漬け、糠味噌漬けのシーズン到来です。


 狭いながらも自前の菜園でナスとキューリのお出ましです。


 見ての通りわたしのキューリは見事に湾曲し此れはスーパーの店頭には並ばない。


 でもそんなことは一切お構いなしです、返って曲がったところに旨味が集中いたします。


 家内の作る糠床には別段格別の家風の味がする訳ではないがわたしはその味に飼い慣らされて来たのでありましょう。


 余計目の小糠に塩水に昆布とナンバ唐辛子に適量の食パンの切れ端を混ぜ込むのだという。


 最初の内は塩気が強いが次第に馴染んできて絶妙の味になるのです。


 発酵食品はからだに良いと書物には書いてある。


 味噌醤油はもとより納豆にヨーグルトとコンカ漬け、そういえば確かビールもそうではなかったかな。


 供給源の苗株が二本しかないので精一杯肥料を施して生育を促がさなければなりません。 
 

 
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