憎まれっ子世に憚るとはよく言ったものです。
どこそこの誰かとよく似ていると云われかねない。
今年も皆の衆が見事に勢揃いして咲き誇る。
いつもの体操帰りのゲレンデスラロームの一角に見事なるワルナスビの花園が再現したではないか。
毛嫌いされみなから忌み嫌われ厄介者の名たるお荷物が此のワルナスビ君だ。
何の取り柄もない役立たずの「ごくつぶしメ」こそは此のワルナスビ君なのだ。
そんなワルナスビであってもわたしは構わぬ、こんなわたしにも素敵な笑みを漏らしてくれているではないか。
見てご覧、こんなワルナスビにも分け隔てなく熊ン蜂は挨拶に来ているではないか。
好いじゃありませんか。