老いのひとこと

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わずか3年3か月だが天下を取り覇権を握った民進党だが今や二目と見られない凋落振りを呈してしまった。


前原陣営は部下総勢引き連れて小池軍門に下り其の全員が小池配属下に収まる手筈であったが小池指揮官に馴染まぬ先鋭分子は抓み出され排斥される事態に陥ってしまった。


そもそも人間が人間を評価し選別ししかも排除する、此れ如何なものだろうか。


此処にいたり更に屈辱的敗北を余儀なくされる前原部隊の精鋭残党組の心中や此れ如何に。


前原頭領とて夥しい数の同志を見捨て見殺しに致すわけにもいくまい。


取り返しのつかない愚かなる大失策を演じたものだ。


希望への入党を潔しとせず軍門に下ることなく孤塁を守り無所属候補として孤軍奮闘を期すもののふの誉れを貫く真の勇者がいることが救いになる。


また、古武士然とした風貌の第95代野田元総理はいみじくも語った。


私は離党者の股をくぐるような無様な真似はしたくはないと気骨溢れる言葉を吐いたという。


此の間の経緯を全て代弁しているように思えて仕方がない。


 


要は今一度、大所高所から大局的観点で事態を捉え市民団体や旧野党共闘との連携を模索する筋道を再検討する余地はないものだろうか。


小池色を色濃く残しながらもう一度リセットボタンを押してみる度量と雅量が此の小池代表にはあるのだろうか。


国政を担うに足る料簡の広さが何より欲しい。