老いのひとこと

イメージ 1


イメージ 2



なんにち振りに自転車に乗る。


ふれあい公園のリンゴ園の横手に桜並木がある。


秋も深まり枯葉が舞う中を行けばロープが張り巡らされている。


桜の樹命を長らえるために樹医さんたちが手を施していられるのであろう。


そう思って仕事中の係官に尋ぬれば笑いながら此れはイノシシ対策ですよとおっしゃるではないか。


根元の土を掘り起こして好物の昆虫やミミズなどを捕食するらしい。


額四峠の落石現場でのイノシシ騒動は虚偽ではない。


イノシシの生活圏が市民の憩いの場にまで侵出しつつある。


尤も夜行性の彼らとて真昼間は出没はしないだろうが夜中は危険極まりない。


現に目撃情報として夜8時ころ犬の散歩中に此の地で10頭ほどの集団に襲われたらしいが犬のお蔭で助かったという。


地響きを立てて猪突猛進する様はこの世の物とは思わなかったとの当事者の弁らしい。


そうであるのなら「イノシシ注意」の立て看板板ならまだしもロープを張って何の意味があろうかと思えば嗅覚鋭い彼らが忌避するトウガラシ袋をぶら下げたのだという。


些かAI時代IT時代にそぐわない原始的な対応に驚いた。