老いのひとこと

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当市もとうとう有料ゴミ処理時代へ突入した。


2月一日を前に駆け込み需要ならぬ駆け込みゴミ処理に我ら市民たちはあたふたと駆けずりまわる。


市当局の施政方針に振り回される我ら市民が何んとも哀れで滑稽ではないか。


しがない在り来たりの年金額からふんだんに高額な住民税を毟り取っていながら家計防衛のために市民たちを慌てふためかさせている。


 


ご多聞に漏れず我が家内も慌てふためいている。


孫娘が愛用した一輪車を此の際に放り捨てるという。


幾らなんでもそれは拙い。


2階の小部屋には孫と特訓を交わした特設手すりがまだ残る。


泣きそうな顔で乗車に取り組む孫の顔も重なる。


本人の了解を取ってからでも遅くはない。


況してや大阪には一輪車適齢期が三人もいるではないか。


「為せばなる為さねばならぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり」此の金言名句の意味合いを孫たちにも是非自分のからだで体得させてやりたい。


家内も分かってくれたようでほっとした。


宅急便で送るまでもない、春まで待とう。