老いのひとこと

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さらば


いよいよゴミ有料化時代が切迫する。


お尻に火が付いたように連日家内から急かされる。


最早とっくに無用の長物と化したビデオテープを処分いたさねばならないのです。


何時か見る其の内必ずや見るのだと強情張ってストックにストックを積み重ねる内に何時の間にかゴミの山が築かれてしまった。


キャロルリード監督オーソンウエルズ主演の「第三の男」を筆頭にカラヤン小澤征爾やベルリンフィル等々大切に保管したがもう宝の持ち腐れとなってしまったわい。


わざわざ手数料を払ってデジタル化する必要もない。


ビデオショップへ行けば事足りるではないか。


ただ昇段審査の場面や孫たちとの稽古の記録などはどうしても棄て去り難く此れこそは我が分身でありDVD化を図らねばなるまい。


古き思い出を温めて、何か新しいことを知らねばならない。


 


 


くらいくらいくらやみへ通じる急な下り道を踏み外さないように行き先案内の提灯の燈火となって呉れるはずなのです。


其の為にこれ等は棄てるわけには行かないのです。