老いのひとこと

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今回は真宗のお坊さんのお話でした。


オウム事件の死刑囚たちの刑執行にあたり阿弥陀の教えを説く真宗のお坊さんたちは死刑執行の停止と死刑制度の廃止を世に訴えられたのだとおっしゃる。


刑執行のニュースは大々的に報じられたが真宗のお坊さんたちの廃止の声は周囲の喧騒に消されて凡人の耳には届かなかった。


とても残念だし惜しいことでもある。


果たして麻原彰晃教誨師として彼に寄り添い弥陀の光明を懸命に説得為さったのでしょうか。


無言で応ぜず取り合わずとも真宗教団の命運をかけてカルト教団の教祖と本当に対峙為さったのでしょうか。


カルト以上の軍国主義の信奉者東条英機ですら「わが行く手に弥陀の光り輝く」と詠んで此の世から果てて行ったたという。


 


無期懲役刑に身を置く中でやがて何時の日にか罪を意識しおのれの悪業に気付き猛省し苦しんだ挙句に懺悔して生まれ変わらねばならない。


そして、本来の松本智津夫に立ち返り死ぬるまで罰を背負いおのれの罪を償わねばなるまい。


被害者の怨念に報いるためにいばらの道を自ら選択し一生を捧げねばなるまい。


真宗教団は法務省減刑要請を為したのでしょうか。


刑執行の決断に瑕疵がなかったのか大臣と折衝の機会を持ったのでしょうか