老いのひとこと

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今回の教養講座は天理教のお話でした。


天の理、天のことわりを説く教えであるという。


どちらかと云えば此のわたし至って洗脳されやすいタイプなので猜疑の眼を鋭くなるべく目線を避けて聞いた。


話しは終始一貫して道理に適った尤もなお話で正直理屈っぽくさえ感じた。


此の世はとかく住み難いと云う嫌なことが多くて諦めるしかないかヤケッパチを起こして暴れまわるか


それとも神仏のお力に縋り付くしかないでしょうと力説される。


もう一つ自力で困難に立ち向かい自力で切り開いていく生き方もあると思ったが触れられなかった。


天の理を説く教えに救いを求める手もあるよと暗に仄めかされているように思えてならなかった。


 


年寄りたちを前にして健康な体でいるためには免疫力を高めでねばならぬとおっしゃる。


その為の手っ取り早い安易な方法は笑いを絶やさず陽気に暮らしなさいと御尤もなお話しでしたがもう一つは弱い立場の人たちを助ける奉仕活動に精を出せばが意外と効果的なのだと論説される。


更に付け足すように体力的に奉仕活動が覚束なければ募金活動に精を出せば十分に代替えが出来ますよとまでおっしゃる。


そして最後の締め括りは災害発生時に緊急派遣するのは自衛隊だけではない隠れた存在ながら「災救隊」なるものが在るのだと云う事を豪く強調なされたのです。


聞き慣れない初耳用語なので調べてみれば「災害救援ひのきしん隊」の略称と分かった。


「ひのきしん」は「日の寄進」と表わすと知って漸く何となく全てが納得できた。


 


教養講座に相応しいとても面白い講話でした。