隣町の集会所で時事放談が在ったので立ち寄った。
大学の先生が中韓にまつわる歴史問題を話されていた。
専門的な見地から為になる好いお話をお伺いしながら不謹慎なことを想ってしまった。
集会室の演台の真上にどうしたことか日の丸の日章旗がかざってある。
先生のお話の概要からして少しばかりちぐはぐに映り如何にも場違いに感じてしまった。
「南京虐殺」を否定的に捉えるのなら兎も角此の旗の下であの事件が起きたのであればやはり主催者側は前以て配慮を施して然るべきではなかったか。
日本を「倭」と呼んだ時代に朝鮮には「濊( わい)」の国があつたと教えていただいた。
高句麗に圧されて「濊」の一部は日本列島にも渡ったであろうと云う。
日韓は元を質せば同一民族同士なので関係修復は当然すぎると云えまいか。
まことに好いお話でした。