老いのひとこと

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肌曝け出して今日も庭仕事、虫はいないと高をくくったがとうとう天罰が下る。


繁みに足を踏み入れ蔓延る草を掻き毟るうちに突然左足の脛にヒリリとまるでクラゲに刺されたような小さな痛みを覚える。


愈々お出ましかと身を避け添えば小蠅のような昆虫が群れを成してわたしを取り巻き盛んに急接近しながら襲い来る。


激痛ではないが確かにヒリヒリ痛む。


逃げるが勝ちだと一目散に退散した。


毒には毒を以って制すが一番とムカデ油を思い付き塗り手繰った。


効果てき面痛みはさっと引いたではないか。


早速調べれば小蠅に非ず小蜂のようだ。


足軽小蜂と知って吹き出した。


足軽足軽を襲うとは此れ何事だ。


痛手に至らず損害は極めて軽微で済んでよかった。