老いのひとこと

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新聞を開けば自公堅調、過半数確保三分の二覗う勢いの活字が躍る。


ネットを開けば「自民22、選挙区で優位、8県は接戦」ともはや戦況は戦う以前に歴然とする。


投票場へ足を運ぶ意力も気力も失うではないか。


何が清き一票だ、行ったとて意味が無いではないか。


これほどショムナイことはない。


選挙呼び掛けキャンペーン「投票で必ず届く君の声」


が何んと空々しく虚しく響くことか。


益々以って政治離れを増長させるばかりではないか。


 


主権じゃ国民の戦意を失わせしめる重大な任務を背負うご立派な新聞社やテレビ局や通信社の皆さん早々と祝杯を挙げご機嫌麗しいですな。


結構なことですな。


 


 


せめて黙殺し見て見ぬ振りする義侠心の片鱗だけでも此の世にないものだろうか。


 


 


でも中には異端の存在として真面なことを発言し真面なことを前面に押し出すような真面な新聞社、テレビ局が在ってもいい。


良識ある報道をわれら愚民たちに授けてほしい。


痩せ細ったわれら愚民に生きる勇気と望みを抱かせるような報道を授けてほしい。


既に固まりつつある無力感とか脱力感や諦めムードは


間違っていることをわれら愚民にも分かるように諭してほしい。


われらにも生きる勇気と望みを少しは分け与えてください。


ぜひお願いしますよ。


頼みますよ。