老いのひとこと

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愈々子どもたちの夏休み初日の日だがいつもの年のように空一面に青空が広まることがなかった。


今にも降り出しそうな曇天の中地域の公民館の呼び掛けでラジオ体操の伝達講習会が催された。


もちろん主役は子どもたちだが最早中学生は子どもとは認識していないのか誰一人として居る気配すらしない。


小学生たちが張り切って参加したのだがどちらかと云えば中低学年生が主体でどことなく寂しくも映った。


決して地域社会は表面上は崩壊まではしてないが何せ子供会組織自体の存立が危ぶまれる状態にあるのもこれまた事実なのかも知れない。


そこで思った事だが、校長先生がご挨拶為される以上今日の日を全校登校日に準じて全職員参列のもと華々しくラジオ体操のイロハを学習する場に仕立ててもよかったではなかろうか。


また厳めしき男性インストラクターが壇上に立つよりも何故学校の先生が買って出なかったのか。


取り分け男女共同参画社会をめざし女性活躍時代を迎えようとするのであれば女性教師が務めるべきであり、更に願わくば最寄りの中高校生の体操部の有志を募って地域ぐるみに盛り立てる趣向を凝らしてもよかったではなかろうか。


更に、健康寿命を云々するのであれば挙って老人パワーを結集させてもよかったのではないだろうか。


価値観が多様化する時代かも知れぬが折角の集いをもっと実効あるものに演出なされてもよかったと思った。