畑作騒動と云ってよい。
兎に角キューリが大豊作だ。
たったの三株しかないのにわんさわんさとよく採れる。
ちょっとの油断で不気味な大蛇のような四葉キューリが出現する。
二人世帯の糠漬け漬物には賄いきれないので塩漬けにしてから奈良漬けに初挑戦してみると家内は云う。
玉葱跡地の「たんくろう」君が長い眠りからようやく目を醒ます、待望の新芽が顔を出した。
残りの跡地には弟に無心して薩摩芋の茎葉を分けてもらい差し穂栽培を試みることにした。
土をほぐし石灰を施し畝上げし、そしてマルチを張って定植した。
きっと裏切ることなく確と根付いて呉れるはずなのだ。