「たんくろう」が目を醒まし芽吹いたのを確認しわたしは意気揚々と不織布のカバーを取っ払いさっそく夏の太陽に晒し外気に触れさせた。
不織布は丁寧に折り畳んで自宅に仕舞い込んだ。
夕刻には其の若芽を確認しに参れば先輩格のMさんが近寄りカバーを外したのは誰の一存かと聞いてくる。
新芽が5センチ以上に成長するのを待たずに被いを外せば野鳥に啄ばれる危険性が極めて高いとわたしの判断を手厳しく諫められるのです。
先輩からの忠告を有り難く甘受いたし早速再び被いをかぶせた、のみならず密着を掛け空間を設けるべき伸縮性に富んだ鋼鉄製の金棒を2本宛がってくださった。
本日は神様からのお助けに与かった次第なのです。
感謝申します有難う御座いました。
6日朝、無事に大きく成長しました。