老いのひとこと

f:id:takaotm1101101:20210111072439j:plain

除雪車は余り器用ではない。

雪を押し込みシャベルで汲み取るがあまり上手ではない。

見ていると歯がゆいくらいだ。

もう少し効率的に掬い取る上手い方法はなかろうか。

見ていると実にじれったい。

横を流れる城谷川へ廃棄するのだがガードレールが邪魔して捗々しくは行かないようだ。

シャベルの部分が自由自在に動き回るロボット化された人工頭脳除雪機の開発計画がなぜ途上に上らないのだろうか、不思議である。

除けて呉れるのは有り難いことには違いないが必ずや置き土産がうず高く残される。

氷塊のような圧雪が小山のように築かれるのです。

その残務整理が必ずや其の住人に課せられてくるのです。

野暮な年寄りには其れを泣き寝入りいたすしか術はない。

自助努力で解決し、解決できなければ自己責任を負わされましょう。

きっと周りから厭味が飛び交う、それが娑婆というものなのですよ。

お互いさまに助け合うそんな優しい世の中が到来しないものだろうか。

目下のところは何ら支障なく誰からの助力なしに平然とこなせるから我ながら不思議なのだ。