2022-03-24 老いのひとこと いよいよ春がやって来る。 道行けばクレーン車が街路樹を剪定す。 スズメのお宿の手前のお宅の桜の老大木ではないか。 徒長枝が電線に接触し絡んでいた筈だから「桜切る馬鹿」の格言は通用しないことになる。 作業員の方に「戴けませんか」と声を掛ければ容易くご随意にと一抱えほど切ってくださった。 但し「両手に花」とは参らなかった 片手は雨傘でふさがるので両手は無理、精いっぱい欲張って一握りの持てるだけの花蕾を戴きました。 歩行動作に加えて生枝を携えるだけではあるが過分な労力が消耗し凡そ一キロばかりの道のりが随分長く感じたものだ。 疲れ果てやっとの思いで辿り着き、早速手製の花瓶に投げ入れて水差しといたした。 細やかな 楽しみ一つ つぼみ八つ