老いのひとこと

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一冬雪ざらしにした耕運機を恐る恐る始動させたが案ずることもなく一発で掛かって呉れて助かった。

早速もうそろそろジャガイモの時期だと一畝耕したのだが籾殻と一緒に相当量の消石灰を漉きこんでしまった。

何の配慮もなく物事をぞんざいに処する悪い癖が出たものだ。

先輩諸氏から散々に叩かれてしまった、じゃがいもに石灰はいらない益してや消石灰を撒くとは頓馬だねとからかわれてしまった。

どれどれならば果たしてペーハー値がどれ程高かろうかとダイソーまで出向きリトマス紙を探すが無いクスリのアオキにもない、仕方がないのでネット通販で求めることにした。

高がジャガイモを植えるというのに耄碌爺が上を下への大騒ぎをしている。

イッチョ前のお百姓気取りで居るらしいが何も知らない大バカ者に過ぎないではないか。