老いのひとこと

市民課戸籍係への照会事項の返答が電話で返ってきた。

直系血族6親等以外の者には開示は出来ないという。

法律で定められているので如何ともし難いという。

依って遠きに離れた傍系の血族は全くお話にならないと随分高ピシャだ。

 

如何なる有力者とて出来かねるとは言うものの恐らくは裏では情実が働くは世の常、表向きは体よく言葉尻を合わせるに過ぎなかろう。

公務員の世界は多かれ少なかれ清濁併せ持つ何かにつけ要領次第の世界でありましょう。

 

全面開示は出来ぬまでも戸籍簿そのものの存否すら口外できぬとは此れ一体どういう事だ。

世に在る数多の歴史家・郷土史家たちは如何なる極秘の手づるが在るものかと勘繰りたい。

とても不明朗で不愉快で仕方がない。

 

情報を取得することと秘密を保護することとは相容れない事は分かるが此の世には何んと難しい縛りがあるのでしょうかねえ。