2024-02-15 老いのひとこと あの時もっともっと丹念に破片を探すべきだったと後悔する。 米粒ほどのモノも全部拾い集めるべきであったが後悔先に立たずと言えり。 四本柱が不揃いな高床式倉庫が復元したが誰の眼からも此ればかりはガラクタ以外の何物にもない。 4本脚を可能な限り接着させては見たが不思議なことに三つの残片の行方がどうしても見当が付かない。 何処にくっ付けても「帯に短し襷に長し」で釣り合いが巧くいかない。 難問クイズを解くように一日中思案投げ首しながら此の老人は陶器の破片と格闘しながら楽しそうに遊んでいる。 何んと長閑なる光景ではないか、長生き出来ますわ。