2024-02-24 老いのひとこと 春風物の点描 高橋川河畔にはあちこちでしだれ柳を見る。 色弱者の目にもほんのり薄っすらと萌えいずる淡き黄緑色が堪らなく心和むのです。 風に揺られてしなやかに撓りおるは悠久の時に誘われる。 カエデ並木には未だ新芽の兆しはなく至って殺風景のままではあるがアングル次第ではやはり満を持して春を待つ雰囲気を醸し出しているようだ。 先日目撃した白い羽毛のカルガモが川上から流れに乗って悠然を下りおる、何んと長閑な光景だろう。 よく見れば白色に混じって自前のカモ色も貯えているので些かガッカリした 。 ふと気付いたことだが保育園横の一本の電柱が心なしか傾いている。 今にも倒れる切迫感こそないが園児たちの為にも関係者は一考あってしかるべしと思う。 見るからに電線が園舎の方に引っ張り込む錯覚に陥るのだ。 しばらく様子を見て改善されなければ北電へ通報すべきだと思いおる。 まさか1.1激震の所為ではあるまいに。