老いのひとこと

              無断掲載

官僚出身の評論家で在られる古賀茂明氏が胸がすくよな論考を著わされた。

此の古賀氏の卓越した論点の切り売りをしても全く以ってナンセンス埒が明かないことはよくよく承知の上、それでも拙い文を起こさざるを得ない切なる気持ちにさせられました何卒お許しを。

 

「身を切る改革」のフレーズが一世を風靡し今や日本維新の会は日の出の勢いで野党第一党の座を虎視眈々と狙いおる。

我こそは「唯一の改革政党」だと豪語し意気揚々と胸を張っておられますがちょっと待てくださいよ、「維新さんの改革政党のラベルは相当クタバッテ汚れが目立ちはしませんか」と古賀氏はズバリと指摘されたのです。

 

卑下すること勿れ、「立憲民主党よ元気を出せよ」と檄を飛ばしてくださったのです。

此度、立憲民主党が提示した政治改革案は非の打ちどころ無き完璧に近い秀作であると古賀氏は絶賛される。

執行部を突き挙げ若手有志が表に出て党の政治改革案を見事に立案したのだと賛美し、押し黙り発言力を失った自民の若手との違いを強調しつつ立民の躍動感を高く買われたのです。

 

最早、政治改革を標榜する政党は「維新」ではなく「立民」なのだと古賀氏は論評されたのです。

今国会であやふやな中途半端な政治資金規正法改正案には同調することなく来る総選挙では「政治と金にまつわる政治改革」を争点にして「自民」・「維新」と堂々と渡り合えば「立民」には政権交代を引き寄せる余力が十分にあると古賀氏は期待を込めて予言されたのです。

 

溜飲が下がる思いで古賀茂明氏に接した、目からウロコが禿げ落ちました。