2024-01-27 老いのひとこと 無断掲載 今日の発言欄に「復興の為万博中止の決断を」の記事を見た。 岸田総理に決断を促した勇気ある投稿だ、提案の主は決して政治的に偏った人ではない、紙上で時たま目にする市井の人に違いない。 取り敢えず、吉村知事・横山市長・馬場代表等は万博の象徴的存在のリングの工事を即時中断し解体し能登の被災民の仮設住宅用の資材として即座に配送する方針案を天下に爆弾宣言なされては如何かだろう。 此の未曽有の激甚災害に併行して大阪万博を既定路線通り完遂せんとする貴殿らの目論見は誰が見ても道理に適う筈がない。 世に言う縮小論に組み換え、こじんまりと効率的運用により所期の目標に近付け其れを成果といたせば日本国中より万雷の拍手で迎え入れられることだろう。 のみならず国際的にも理解の輪が広まり良識ある決断に各国より高き評価が齎されましょう。 そう致せば維新の威信が失墜するどころか維新の威信は弥増すばかりと云えまいか。 片意地張った傲慢な政党色から脱皮し柔軟な路線変更に舵を切るならば或るいはヒョイとして「立民をぶっつぶせ」「共産を抹消せよ」との物騒な論拠を引っ込めて、延いては野党共闘の枠組みに順応するに至るかも知れない。 日本維新の会の大変貌を夢想するばかりではなく現実味を帯びた期待感を此のわたしは御党に寄せてみたい。 昨日は荒唐無稽な白昼夢を遂々むさぼってしまったようだ。 。