独り言

イメージ 1
 
2011,3,11,14:46から
一か年が過ぎた。
此の国難に際し、日本国が一丸となれるまたとない、いや成ってもおかしくない千載一遇の絶好の好機を逸してしまった感を強くする。
原爆で敗戦を迎え、焼土と化した中からわれら日本人は“腹いっぱいのメシを食いたい”この志だけで一億の民が一丸となって馬車馬のように突き進み、遂に奇跡の高度経済成長をやり遂げた。
この度の東北災害は、われらが一億人の結束を再び促す為の神からの試練であったと受け止めるべきではないか。
術後まだ癒されぬ身をおして陛下は臨席され多くの御霊を弔われたばかりではなく、併せて日本国が丸く一つに繋がって復興の和を確かなものにしてほしいとの願いを如実に示された。
にもかからわず、与野党互いに揚げ足取りに明け暮れし足の引っ張り合いじゃ情けない。
挙句の果てには、陛下の臨席退席に際し何ゆえみなが起立しなかったのかと噛みついたではないか。
鬼の首を取ったかのように、そのことを誇示するありさま、まるで子供のように映った。
当然のこととして内閣府宮内庁の事務方のお歴々が事前の綿密な打ち合わせで既にお膳立て済みのことではなかろうか。
公けの電波で以って“政治的利用”を公然とやってのけられた。
つまり、311を機に日本国が一つにまとまるどころか、以前と変わらぬ泥仕合を繰り返すさまに、わたしは涙が止まらなかったのです。情けなかったのです。
被災地に余りにも失礼なことではなかったでしょうか。