老いぼれ教師の回想記《119》

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職場の親睦=その4
 
四年目の年だったと思う。天田先生をチーフに細川のたけちゃん西川のけんちゃんに体育の斉藤さん、国語の出雲さんと早稲田出身の新卒英語の北田まき子先生と養護の米田恵子先生を交えた計八名の有志が季節を問わず本当によくぞ集ったものだ。
僭越ながら、私にしたら気が合った愉快な仲間たちとしか言いようがない。
将中ファミリーを象徴するような理想的な学年であった。
少なくとも私にとっては居心地のよい一カ年間であった。
夏休み中の白馬のペンションでの馬鹿騒ぎ、お別れの締め括りパーテーはドでかい本物のずわい蟹を目の前にして一緒に越前海岸に砕ける日本海の荒波の轟を枕に一夜を共にした仲間であったはずなのです。
宗玄の生原酒が色を添えてくれたことを今でも思い出す。