老いぼれの独り言

火災や自然災害時に緊急出動する自警団のみなさんには頭が下がる。
善意の精神と奉仕の精神に満ち溢れわれら地域の民が枕を高くして休めるもすべて消防分団の方々のお蔭だと云っても過言ではない。
物にはみな命が宿る、消防自動車とて例外ではありえない。
通常15年を車齢として定めているらしい。
法律で規制されてはいないが慣例に従っているのだと消防分団の上部組織にある金沢市消防局からの見解を戴いた。
各分団は更新し新規購入する車種を正規の競争入札を経て選定する運びとなる。
この際、新規購入価格に対し金沢市補助金ではなくより受給の可能性の高い助成金の形で所定の金額を交付する。
購入価格全額を市側が助成することはあり得ない。
何故ならば自警組織としての主旨に反することになってしまう。
なお其の残額は地域住民の善意の寄付行為等によって補填いたさねばなるまい。
此の地元負担の呼び掛け人として音頭を取るのが四十万・額・扇台三校下連合町連のかたがたに他ならない。
地元負担金総額10、305、100円
を三校下総世帯数7、927世帯で按分して1世帯当たり1300円とだした。
 先だっての町会長会議で上意下達の形で
町内のみなさん方より等しく1戸当たり1300円を徴収してほしいとのお達しを戴いた。
 年度末の我が町内会の総会にてわたしが上意下達の役目を果たさねばならない羽目に至ったのです。
 自警消防分団の意味合いからして誰しも異論を挟むものはいないと思いつつも大勢の中には『趣意書』を添えて提案し直せと異議申し立てがないとも限らない。
 それを見越して『趣意書』の存在を四方八方手を盡して探してみたものの何処にも見当たらない。
 初めからそんなものはなかったのだという。
 まさか、わたしがそれを創るわけにはいくはずがない。
  
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