老いのひとこと

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 ジレンマに陥りました。


 煩悩に苛まれています。


 其処から脱却し解脱したい。


 悟りなんてわたしには飛んでもない縁はない。


 だから神よ仏よ救いの手を此のわたしに差し伸べ給え。


 


 いま安倍さんは日本の国を守るために安保法制を整えて日本の国を変えようとなさっている。


 絶対に戦争には手を貸さなかった日本の国を何かしら国民の生命を守るという美名の下に戦争に手を貸し戦争が出来る国に変えようと為されている。


 ところが憲法を研究される大学の先生方の3名を除いたほとんどの方々は安倍さんに異を唱え憲法違反を躊躇なく断言為された。


 さらに日弁連の弁護士さんからも憲法違反を痛烈に指摘された。


 おそらく正しいのだろう、わたしもそう思う。


 ところが此の日本国の最たる良識派の忠告にも耳を貸すことなく絶対多数の与党勢力の数の力で強引に成立を期す。


 強行採決の汚名を避けるために橋下維新を抱き込もうと画策するではないか。


 昭和維新に比し此の平成維新の凋落ぶりは目に余るものがある。


 純粋なる純真さはどこを探しても見当たらない。


 巨大政権与党に加担致すとはこれ何事だ、これほどの幻滅はない。 


 安倍さんに加担するのはお昼のワイド番組のみならずほとんどのメデアがそうではないか実に情けない。


いや、むしろ実に怖ろしいことではないか。


か細い年老いた半人前ではあるが戦中派の一人として声を大にして異を唱えねばなりません。


敢えて老躯に鞭打ち上京いたし国会議事堂を取り巻く渦の中に身を挺しシュピレヒコールに加担しなくてはなりません。


驚く勿れ、18参政権を機に国会周辺に突如フレッシュな若者たちが黄色い気炎を上げ始めたではないか。


此れは一体なにを物語っているのか。


 


片や一方、これまたどうした事か安倍さんのアベノミクス効果が知らぬ間に見事緒に就いた感を強くする。


ダウ平均が2万の大台に乗りわたしの微々たるヘソクリ額も連動して最近とみに動き始めた。


退職後、高速道路の料金所で収受業務に携わった折に頂いた御手当てを某証券会社に預託したものが最近目に見えて動き始めたのです。


並の凡人ゆえマージンは下がるより上がるに越したことはない。


株価に一喜一憂こそしないがやはり気掛かりだ。


今日も2万を割ったと報じている、やはり気になって仕様がない。


三人の息子たちも此の世間の人たちに助けられて辛うじて生きている。


娑婆の景気が諸に彼らの生活に響いてくることだけははっきり明言できよう。


日本国の経済の波と共に彼らも潤い且つ恩恵を被っている事には違いがない。


だから、実にお粗末な独り善がりな見識に過ぎないにしてもやはり安倍さまさまと云う心境になる。


黒田総裁さまさまということになる。


日本丸の安倍船長さんにゆだねるしかない。


よろしく頼んまっせと思う反面戦争是認の舵取りには断固唾棄せざるを得ないのです。


此の明らかなる矛盾点を抱え深刻なるジレンマに陥ってしまったわけだ。


二重人格者を余儀なくされてしまった。


日和見主義者を余儀なくされたと云ってもいい。


二股膏薬は気持ちが悪い精神衛生上からもよろしくない。


おお、神よ仏よ救い給え。


やはり、「無」の教えしかないのか、果たして中野坂上の高歩院にて「無」の境地へ誘っていただけるものなのか、また鎌倉での古刹にておのれに自問いたさねばなるまい。